もともとは医療器具として開発されたもので、英語学習者にも有効なのではないかということで、販売され始めたそうです。
本やビデオを見ただけではわかりづらい舌の動きが、物理的に器具を使って理解できるというもので、それぞれの音の発音用に違う形のスティックが用意されています。
Rの発音用スティックの説明 |
それぞれのスティックの使い方が書かれた冊子がついています。DVDなどは特にもらわなかったのですが、サイトを見るとDVD付きとなっているので、購入すると説明のDVDがもらえるのかもしれません。
使ってみた感想としては、確かに舌がどこにあるべきかがわかりやすいです。Rなどは特に、この器具を使っているとどうやってもLの位置には舌が行きませんし、手前に巻き込む感覚もわかりやすいです。逆にR以外の音を出すにはスティックが邪魔なので、単語で練習しようとすると、目的の音が先頭にある単語以外はやりづらいですね。
音によっては、本当にこの発音で合っているのかが一人で練習しているとわからないので、その辺りは英語朝活等で発音のわかっている方に一度確認してもらいたいところです。
それでもやはり物理的に舌の動かし方がわかるというのは大きいと思います。まだ使って数日ですが、Rの発音で舌を巻き込む感覚などはだいぶわかった気がします。一度正しく使い方を理解することが大事ですが、あとは反復して練習していけば、かなり有効なのではないでしょうか。
しばらくは継続して使ってみたいと思います。